ある日、突然シミはできる

私の近所の喫茶店によく遊びにくるA子さんは、28歳の女ざかりです。


彼女の顔には、幸いなことにシミひとつありません。


いえ、正確にいえば、シミひとつなかったと言うべきでしょう。


美人ですし、本人もそのことを十分意識しているので、普通の人より、服装や化粧にもよく気をつけていました。


もちろん、1日に30分以上は鏡に向かっていました。


その彼女が、ある日、悲しそうな顔つきでかんぱん レーザー治療をしているクリニックにやってきました。


「先生、大ショック。わたし、シミが出来てしまったの。


気がついたのは昨日。


毎日、鏡を見ていても、ぜんぜんそんなキザシはなかったのに、昨日、とつぜんシミができていることに気がついたの・・・。


ホボラ、見て。大ショック・・・。なんとか治して下さい」


・・・と泣きついてきたのです。


診察してみると、たしかに、まぎれもないシミです。


「おしゃれで、いつも鏡ばっかり見ているA子ちゃん自身が、気づかないうちに、とつぜんシミができてしまうのだから、こわいものだなあ」


・・・と私は感じないわけにはいきませんでした。


静電気によるシミ

冬場などの空気が乾燥しているときには、肌の静電気も生じやすくなります。


夏は日焼けによるシミが多いのに対し、冬は空気の乾燥による静電気のシミが増えてくるのです。


日焼けの季節が終わったら、今度は、静電気の季節をマークして、シミを予防することです。


そのほか、静電気によるシミとして考えられるのは・・・


ブレスレット、ネックレス、イヤリングなど金属や化学材を使ったアクセサリー類のシミがあるし、メガネのフレームのあたる部分にシミをつくることもあります。


シミができたら、美容皮膚科でレーザー しみ治療をするしか効果的な方法はありません。


装身具がシミをつくるなんて、お洒落用品としての価値もなくなるようなものですが・・・


もし、つけるなら、同じものを同じ場所にいつもつけるのは避けるべきですね。


ネックレスの玉のあとが、シミになって、天然の首飾りができたなんていただけないですよね。


シミをつくる意外な原因

化繊によるシミも意外と多いものです。


電気によってトラブルが生じるのでしょうか。


それは、人間の体が電気で動いているからであり、そのため、他の電気と反応して、トラブルが起きるのです。


人間は、物を考えるのも、心臓を動かすのも、体を動かすのも、電気で動いています。


この電気の増幅が、脳波とか心電図とか筋電図といったものとしてあらわれるのです。


・・・このように、人間はいつも電気を放出しているわけです。


そして、一般に人間の皮膚は、マイナスの電子を帯びています。


これに対して化繊は、普通プラスの電子を帯びているために、互いに吸いよせ合って静電気が起きるのです。


この静電気が肌を刺激するために、かゆみを覚えたり、さらに連続的に刺激を与え続けているうちに、体内の酵素が影響を受け、メラニン色素が広がって、シミをつくり出すことになります。


美容皮膚科へシミ 治療をしに訪れる人の中にも、こうした原因によるシミを持っている人が多いのだそうですよ。


したがって、もし化繊の衣類で、カユミなどの不快症状をおぼえるなら、すぐにでも木綿や純毛に変えて、その衣類を使わないようにするか、着用するときに、静電気防止剤を吹き付けておくことです。


これは、単にまつわりつきを防ぐためではありません。


放っておけば、おかしなところにシミをつくったり、なんとも色気のない体になってしまうからなのです。


ストッキングはシミの原因?!

パンティストッキングで皮膚炎、ひいてはシミができるなんて、意外に思われるかもしれません。


これは事実なのです。


太ものの内側がモーレツにかゆくなったりするのは、虫さされでも何でもありません。


パンティストッキングそのものに原因があるのです。


夜、暗がりでパンティストッキングを脱ぐと、パチパチと火花がとぶのを見ることがあるでしょうし、ストッキングをおろすときの、なにか、まとわりつくような感じをおぼえる人もいるでしょう。


これは静電気が起きているからなのですが、このパンティストッキングの静電気が、シミの原因なのです。


いえ、パンティストッキングだけではありません。


ナイロン製のパンティやブラジャーなどのファデーション類やアクリルのセーター、その他、化繊による衣類はみな同じように静電気を起こしてしみをつくります。


化繊を身につけることによって、皮膚にカユミをおぼえ、やがてその部分にシミができるとしたら、こんな困ることはないですよね。


緊張感で美しくなる

皮膚の張り、表情の張り、姿勢の、動作の張り・・・。


いいかえれば緊張感。


生活に、お洒落に感性に、いかに緊張感を保ち続けていくか、それは私たちにとって大きな課題です。


10年も連れ添ってきた主人ですが、いまだに、


「お化粧しないほうがいいのに」


・・・と鏡に向かう私にいいます。


私の仕事がどんな性格のものか承知しているというのに。


私は私で、主人のそんな言葉にかかわりなく、出勤前にしっかりメイクアップにかかります。


20分ぐらいかけて、その日に着る予定の洋服のイメージと色に合わせて仕上げていくうちに、「主婦」、「お母さん」の顔から、「仕事師」の顔へと変わっていきます。


メイクアップし終るころには、心が今日の仕事に向かっているのが分かります。


役者が舞台化粧とともにその役柄になりきっていくのと同じことなのでしょう。


こうして、「お母さんはお化粧しないほうがいいのに」という意見に、「ごめんなさい、今日は仕事なの」という会話がえんえんと繰り返されてきました。


10年前より最近のほうがこの会話、ずっとひんぱんに交わされるような気さえします。


肝斑 レーザー治療でシミを取り、美肌を手に入れたわたしはそれでかなり薄化粧になったのですが。


若さの秘訣とは?

「今の化石」とは、たとえ現在美しくても、このままずっと同じでは化石になってしまうだろうということです。


5年後、10年後も変化なしでは過去の化石でしかありません。


美は時代により、年代によって様々に変化していきます。


その変化を適確にとらえ、それに合わせて自分を変えていかなければ、いつまでもいきいきと美しくいられません。


美しさは、色、形、質感から成り立っています。


まあ、きれいだわと感じたり、今年も流行が変わってきたな、と感じたら、この3点から自分なりに分析して、どこがどう美しいのか、どう変化したかを把握するように努めましょう。


それが、いつも変化に敏感でいるということにつながります。


40歳を過ぎても自分に自信をもち、積極的に生きていくのに、女性にとって、メイクアップやファッションはたいへん有効な手段です。


しみ レーザー治療もそうですね。


自分が美しいという自信は気持ちの張りを生み、気持ちの張りはいっそうの美しさを生んでくれます。


そして、この張りこそが若さの秘訣だと私は考えています。

化石にならないで

髪形を変える、装いを変える、それは自分がこうしたいからだと言葉で説明できるようになりなさい。


こういう理由でこれが好きなのだ、といえるようになりなさい。


自分の意見をもつことが自立なのですよ、とお話しします。


私は長年美容の仕事をしています。


ところが、主人はいまだにお化粧をした私の顔が好きではありません。


だいたい、同性からきれいだとほめられるお化粧には、ご主人から拒絶反応が返ってくる場合が多いようです。


日本のこれまでの夫は、妻が一人の女性として美しくなるのを嫌う傾向にありました。


でも、今日は誰と会うから、なにがあるからという理由でお化粧を変えてもいいのではないでしょうか。


家庭のため、家族のために自分を殺して、という時代ではなくなってきています。


このような考え方をお話しして、さて3日目です。


「皆さんしみ 治療も終わって、みるみるきれいになられましたね。


これからもどんどんきれいになっていただきたいと思います。


そのためには、今の化石にならないようにしてください」


・・・とつけ加えます。

すてきな生き方

今、奥さま方は、妻として母として主婦として、という立場を離れて、一人の女として自分のために装い、化粧したいと考えだしています。


ただ実際にはそのための場がほとんどないのが現実です。


このスクールでは、ささやかながらその場を提供したいと考えています。


そうすることで、自分を変えるという考え方に、自然に共鳴してもらえるようになるからです。


次に、輝いたすてきな生き方についての考え方をお話しします。


今日、ほとんどの女性誌に取り上げられ注目されているのは、いわゆるキャリアウーマン的な生き方ばかりです。


仕事をバリバリこなし、家庭もうまく両立させた賢い女性。


しみもシワもひとつもない、陶器のような肌。


良妻賢母が模範的な素晴らしい生き方とみなされなくなった現在、家庭の主婦は、自分の人生に自信がもてず、美しく輝けなくなっているのではないかと思います。


ですから、自立とは、自分の生き方に自分なりの意見がもてること・・・


専業主婦ならば何故そうなのかを語れることが自立であって、外で働くことだけが自立なのではない、と話すと、皆さんほっとした表情をなさいます。


おしゃれをして人生楽しく!

「30センチ以内で鏡に映った自分の顔を見ているからですよ。


もっと離れて全体像を見てごらんなさい。


しつけないお化粧で自分では色々気になる部分があって抵抗を感じるでしょうが、誰もあなたの顔を気にする人はいませんよ」


・・・といって帰っていただきます。


受講者は毎回20人ほど。


最初の日、大部分の人はいわゆる無難な装いをしていらっしゃいます。


「今日着ていらっしゃる洋服はどんな理由で選びましたか」


・・・私がたずねると、特に意識しないで、とか、寒かったからなどという答えが返ってきます。


でも実は、初めての場所でどんな様子か分からない、知らない人に会うから常識的な装いにしておこう、と考えて選ばれることが多いようです。


講義の担当者全員には、前もってできるだけお洒落をしてくるようにと注文しておきます。


すると、教室の雰囲気に受講者も刺激を受けるのでしょう。


2日目、3日目と日を重ねるうちに選ぶ服が目に見えて変わってきます。


このスクールがお洒落をしてきておかしくないところ、オーソドックスな装いより個性的な服の似合う場所と認識して、着ていることを楽しむ洋服を選ぶようになるからです。


こうなると、しみ レーザー 治療のようにここにくるのが楽しいという言葉も聞かれるようになります。


新しい自分を発見する

40年も生きてくれば、人は多かれ少なかれ固定観念に支配されているものです。


これは無理もないことですが、私に似合うのはこの色、こんな色は着られない、このヘアスタイルしか似合わない、などと頑なに思いこんでいます。


私はまず、メイクアップの実技よりも、そんな固定観念を捨てましょう、というところから話を始めることにしています。


それなくしては、新しい自分の発見などありえないからです。


第一目の朝・・・


「今日お帰りになるときに、こんなアイカラーの色は使ったことがありません、とか、お化粧したままの顔では帰れません、という人がきっといらっしゃると思います」


・・・と話すのですが、きれいにメイクアップした自分の顔を見慣れないために、化粧を落とさなければ帰れないという人が必ずいます。


ある意味でこれは当然のこと。


でも、


「それでは何故、お金を出して習いにきたのですか。


今まで通りというなら習う必要などないではありませんか」


・・・と励まします。


他人から見ればシミ レーザー治療をしたかのようにとてもきれいになっているのに、本人には抵抗があるなんてもったいないことです。