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2011年07月 アーカイブ

嫉妬は女を醜くする

深まるばかりの疑惑に、日々"負のエネルギー"を増して、確実にイヤな女になっていく自分・・・。


わかっていても止められない、変わりゆく自分への恐怖。


しかしそれを心に封じこんで終わらせる勇気はありません。


だから一度だけ、彼の行動を盗み見て、その勇気を奮い起こそうとした女性がいます。


つまり最初は車なしでマンションの前に陣取り、彼の行動を見はったのです。


しかし、夜も更けた住宅街の物陰に身を潜めている自分の姿は、自分自身のプライドを激しく傷つけました。


私はこんなに嫉妬深い女でも、またこんなに心貧しく浅ましい女でもなかったはずだ・・・


そういう悲しみと誇り高さが、彼女に車を買わせたのです。


「これで終わる・・・」。


たった一回でも自分の目で彼の嘘を確認できれば、それですべて終わるのです。


マイナスのエネルギーには変わりありませんけれども。


わたしは彼女がいたたまれなくなり、美容クリニックでしみ治療をするなどした方が、自分自身のためにいいと諭しました。


自分を救う方法

どうしようもなく積み重なってしまった負の気持ちを、一気に切り崩すには、これしか方法がないのだという強い確信・・・


これは、むしろ自分をプラスに向かわせるエネルギーと言えなくもありません。


美容クリニックなどでしみ 治療をすることと、そんなに変わりないことなのかもしれません。


その確信通り、一度きりですべてを終わらせる決心がついたのですから、彼女が車を買った動機は、結果として汚れたものにはならなかったと思います。


・・・そして、そういうふうに、自分を救うために車を買う女性に、私は何だかものすごいパワーを感じたのでした。


一方、もうひとりの女性も、車で自分を救っていました。


彼女の場合は、何年も付き合っていた彼との別れを考えはじめたものの、どうしても踏ん切りがつかず・・・


同じところを行ったり来たりしている自分の不甲斐なさと、いたずらに過ぎ去っていく時間そのものに悩んでいたといいます。


そもそも彼女に踏ん切りをつけさせなかったのは、彼一人にどっぷり浸り、彼一人に頼り切り、一人では何もできなくなっていた生活を、ぱったりと終わらせることへの不安でした。


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