嫉妬は女を醜くする
深まるばかりの疑惑に、日々"負のエネルギー"を増して、確実にイヤな女になっていく自分・・・。
わかっていても止められない、変わりゆく自分への恐怖。
しかしそれを心に封じこんで終わらせる勇気はありません。
だから一度だけ、彼の行動を盗み見て、その勇気を奮い起こそうとした女性がいます。
つまり最初は車なしでマンションの前に陣取り、彼の行動を見はったのです。
しかし、夜も更けた住宅街の物陰に身を潜めている自分の姿は、自分自身のプライドを激しく傷つけました。
私はこんなに嫉妬深い女でも、またこんなに心貧しく浅ましい女でもなかったはずだ・・・
そういう悲しみと誇り高さが、彼女に車を買わせたのです。
「これで終わる・・・」。
たった一回でも自分の目で彼の嘘を確認できれば、それですべて終わるのです。
マイナスのエネルギーには変わりありませんけれども。
わたしは彼女がいたたまれなくなり、美容クリニックでしみ治療をするなどした方が、自分自身のためにいいと諭しました。